2003.3.19(水)東京・渋谷公会堂
「ハリガネロックin渋公爆発ロック」

今回、管理人が東京に行くは4回目・・東京に着いたとたん、とりあえず人の多さにビビる。
お昼過ぎに一旦渋公行ったら、まだ誰も居ませんでした・・(当たり前)その後、改めて渋公へ。
中に入ると、ロビーにはアメザリやますおかなどの芸人さん、コロッケさんや渡辺美里さんからや
モテロクやNHKなど色んな番組からなど、たくさんの花が飾ってありました。その中のひとつに
「baseよしもと 構成作家和田連合より」という花が・・和田さんってあの和田さん?好きなんです(笑)
会場の中に入ると、広い舞台の上には様々な色の照明の中、真ん中にセンターマイクだけが立っていました。

オープニング

現在から結成(1996年)まで過去に遡っていきながら、様々な舞台に立っているハリガネのVTRが次々に流れる。
(2丁目の舞台、baseでの単独、NGKでの最後のマンザイマニアなど)
とりあえずふたりとも若くて、松口さんがかなり痩せていた。昔はふたりともガリガリやったんですね。
そして、「2002年9月7日」というテロップの後、前回の激情ロックの映像が流れ、松口さんが言った
「これからみんなで大きな夢をみましょう」という発言がエコーとともにリピートされる(笑)
そして、「2003年3月19日」「今日伝説が作られる」←あいまいです・・違うかも。
というテロップのあと、スクリーンには「ハリガネロックin渋公爆発ロック」の文字が。

そして、花火(?)の中からハリガネのふたりが登場。
不意打ちでものすごい演出でかなり驚きました。

漫才1

VTR「本番3日前 苦悩」

本番3日前ということで、松口宅でパソコンを前にネタを考えている松口さん。
松口さんの家の4件隣には作家さんが住んでいるらしく、今日は大上さんもそこでネタ作りをしているとのこと。
そこで、ちゃんとネタを作っているかどうか電話して確認してみることになり、電話をかける松口さん。
電話の相手の作家さんに「大上、ちゃんとネタ作ってるか?」と確認。が!
「まさか大上、ブリッジしながらネタ考えてるんちゃうやろな?!」

と明らかに不自然な点がひとつ(笑)「ちょっと見に行って見ましょう」と、作家さん宅へ行く松口さん。

部屋のドアを開けると、そこにはブリッジをしながらネタを考えている大上さんが。
「この方が頭に血が上って浮かびやすいと思ったから・・」とのこと。しかし、思い浮かばないらしい。
かなり顔真っ赤でした(笑)「何考えてんねん!」「ちゃんとやってや!」とお怒り気味で帰る松口さん。

「1時間後」

今度は大上さんもちゃんとネタを考えているのかと、再び作家さん宅へ電話。が、やっぱり(笑)
「まさか大上、タバコ10本吸いながらネタ考えてるんちゃうやろな?!」
再び、作家さん宅へ。
そこには、普通にタバコ10本吸いながらネタを考えている大上さんの姿が。
「ちょっと一服しようと思ってて」と。「一服したらちゃんとやるわ」と何事も無かったかのように
10本タバコを持って、普通にに吸っていました(笑)やっぱりお怒り気味で松口さん帰宅。

「更に1時間後」

再び大上さんに電話。もうおわかりでしょうか?(笑)
「まさか大上、大阪名物パチパチパンチしながらネタ考えてるんちゃうやろな?!」
再び、作家さん宅へ。
ドアを開けると、上半身裸で勢い良くパチパチパンチをしながら
ちょこちょこ何か思いついたらしいことを書いている大上さんが。
「何やってんねん!」とお怒りの松口さんに対し、「これ思いついた」と言う大上さん。
「もう大阪で何年も前から島木譲二さんがやってるわ」と言われ、「マジで?!」となんか悲しそう(笑)
そして、何故か大上さんのあのお腹だけがアップにされていました・・あのお腹は・・ヤバイですよ(笑)

「更に1時間後」

またしても大上さんに電話。
再び作家さん宅へ。しかし、そこには作家さんしかおらず、部屋の窓を開けると
そこには素っ裸で思いっきりラジオ体操をしている大上さんの後姿が(笑)
笑いをこらえながら松口さんが「何やってんねん!」と尋ねると、顔のみ振り返り
「いや、天気も良いし・・気分転換」とにこやかに素で答える大上さん。
その後姿はかなり衝撃的でした(笑)「ちゃんとやれよ!」と怒って帰る松口さんに対し
「もう少し体操してからするわ」と言って、その後もラジオ体操を続けてました。

「更に1時間後」

再び、確認の為に大上さんに電話。
「まさか大上、雨の中で捨て猫を拾った男の演技しながらネタ考えてるんちゃうやろな?!」
再び、作家さん宅へ行くと、部屋の中からシャワーの音が。
お風呂場へ行ってみると、そこにはびしょ濡れになりながら、猫のぬいぐるみに対して
何かを話しかけている大上さんの姿が。「一緒に家に帰ろうな」とかベタな台詞言ってました(笑)
その姿を見て「解散します」と松口さん。
それにしても、このVTR中映ってた松口さんの部屋があまりにも綺麗に
片付いてたのでそれにもびっくりしました・・流石です(笑)

漫才2

コーナー(大上編)
数人のチアリーダーを引き連れて舞台に大上さんが登場。
スカパーの中居くんのCM(コンサート会場で踊ってるやつですね)と同じ感じで踊る大上さん。
けど、その踊りは微妙に古い感じで(笑)「みんな見てる!渋公見てる!(略)
あいつも来てる!あいつは!あいつは!あいつは!タマちゃん!」と客席にカメラが行くと、
そこにはあのタマちゃんが座っていた。「タマちゃんも来てる渋公〜♪」。
続いて、再び大上さんの踊りの後、同じように「みんな見てる!渋公見てる!(略)あいつも来てる!
あいつは!あいつは!あいつは!松子!」の声と共に再びカメラが客席に行くと、そこには、
あの有名な(?笑)松口松子さんが笑顔で座っていた。
松子さんに対して「大上です!お久しぶりです」としっかり挨拶して
「松子も来てる!渋公〜♪」。松子さんは素敵なお母さんでした。

漫才3

VTR「本番2日前 迷走」(説明のため漫才の内容書いてます)

とある営業先にて漫才をしているハリガネの2人。
「どちらがかっこいいかをお客さんに拍手で決めてもらう」というつかみのネタ。

松口さん(以下、松)「やっぱりハリガネロックの男前担当は俺やんな?」
大上さん(以下、大)「いや、そこは俺でしょう?」
松「だったらここで、どっちが男前かお客さんに決めてもらいましょう」
大「じゃあ、ユウキロックより大上ののほうが男前だと思う人、拍手お願いします」
結構な数?の拍手
松「じゃあ、大上よりユウキロックの方が男前だと思う人?」
微妙な感じの拍手
松「俺が男前担当と言うことで・・」

しかし、楽屋に戻ってくるなり、なにか納得いってない様子の松口さん。
「マンスリーよしもと3月号」を取りだし、よしもと男前ランキングを見せて、
今年は松口さんが24位、大上さんが25位だったということで、松口さん曰く、
「今年は俺のほうが男前なんやということが明らかにされてるんやから」という理由で
2回目はふたりの台詞を反対にしてやろうということになる。

大「やっぱりハリガネロックの男前担当は俺やんな?」
松「いや、そこは俺でしょう?」
大「だったらここで、どっちが男前かお客さんに決めてもらいましょう」
松「じゃあ、大上よりユウキロックのほうが男前だと思う人、拍手お願いします」
やっぱり微妙な感じの拍手
大「じゃあ、ユウキロックより大上の方が男前だと思う人?」
やっぱり結構な数の拍手(笑)
大「俺のほうが男前ということで・・」

楽屋に戻ってくるなり、松口さんは「全然うけへんやん!なんでやねん!」と子どものように暴れていた(笑)

漫才4

コーナー(松口編)
プロレスおもしろビデオと題して、松口さんが選んだプロレス中継などで
色々なおかしいVTRを紹介していくというコーナー。
VTRの説明が難しいので、省略させてもらいます・・ごめんなさい。
けど、このコーナー中、松口さんはすごい楽しそうでずっと笑顔で説明してました(笑)

漫才5
前のコーナーの続きから?なのかサインボール投げてました。

VTR「本番前日 不安

渋公本番前日で不安だということで、とある大物有名人にネタを見てもらう為にふたりはとある場所へ。
ネタを見てもらい、面白いと思えば「1わぁ」で採点してもらって「20わぁ」が最高得点。
とある場所の大物がいるという社長室に入ると、そこにはNOAHの社長兼プロレスラーの三沢光晴さんが。
ネタを見てもらう前に、プロレスの話や色んな話をしたり。そこで、大上さんのギャグを見てもらうことに。
「嘆きのあー」や「小上、中上、大上〜」や新ネタギャグ(忘れました・・汗)などを見てもらうが、
「渋公はどうですかね?」という問いに「厳しいんじゃないですかねぇ・・(苦笑)」と三沢さんの反応は微妙(笑)
しかし、ここはやはり漫才で。
そして、ネタが終わり、判定をしてもらうことになるが、その時、肝心の「わぁ」のボタンが無いことが発覚。
「さっきまでここにあったのに・・」とよく探すと大上さんの顔に「わぁ」と思いっきり手書きの文字が(笑)
「じゃあ、、このボタンを思いきり叩いて下さい」と松口さん。
「マジで?!」と後ずさりしている大上さんに対し、「動くと本気で危ないですよ」と冷静な三沢さん(笑)
思いっきりビンタをくらい、床に倒れる大上さん。本気でかなり痛そうな音でした。
しかも「バチン!」って感じじゃなくて「ゴツ!」って感じの鈍い音がするやつ(笑)
「予想してたやつの何倍ものやつがきた!」とあまりの衝撃に笑い出す大上さん。
そして、横でそれを見ていた松口さんにも・・「折角やからお前もやってもらえ!」と大上さん。
本気で逃げ腰で拒むも、結局、冷静な三沢さんの前へ。
同じように叩かれ、床に倒れこむ松口さん。その姿は女の人が殴られた時の様でした(笑)
かなり素の顔になっていた。しかし、松口さん曰く「プロレス好きやから、良かった」と。

漫才6
時事ネタ

エンディング
激情ロックの時と同じ「Joy to the world」にのせてスタッフロール
激情の時と同じ場所?でタバコを吸ったり、パンを食べたりして歩いているハリガネのふたりのVTR。
最後はふたりで歩いて来た方向を振り返り、タバコの火を消し走り去っていく

「俺らの漫才はしびれたかい?byハリガネロック」

その後、テープの声にあわせてアンコールが。
突然、照明が付き、舞台の横から銀テープが。凄かったです、この光景をお笑いのライブで見るとは(笑)
そして、舞台の袖からバイクに乗ったふたりが登場。これが噂の新松口バイクなのでしょうか・・?謎。

漫才7

ネタを全部し終わった後、改めて挨拶していた時に松口さんが感極まったのか、一瞬喋れなくなってました。
「泣いてないわ!」と言いいつつも、喋りながらずっと目をタオルで拭いていて、少しだけ涙声になってて、
これにはちょっとつられそうになりました(笑)そんな松口さんが「ちょっとお前喋って」と大上さんに言うと
大上さんは「お前だけセコイわ!始めに言ってくれれば俺も目殴ってでも泣くのに!」と(笑)
「本当にありがとうございます」と会場全体を見渡して「こんなに入ってくれて本当に嬉しい」と言われてました。
ずっとタオルで目を拭っていた松口さんに対し、一方の大上さんは常にマイペース。
「今、気づいたんやけど、実は服を反対に着てた!実はこんな柄でした〜」とかかなり余裕(笑)
「お前、かなり余裕やな〜」と松口さんに言われてました。

けど、ここらへんから本来の松口節全開で。最初にこの会場でやろうと言ったのは松口さん。
次の事ももう考えているとのことで、松口さん曰く「次は九段下あたりに良いのがあるし・・」と言ってましたが、
けど、この間の激情で出会って今日やっとキスしたいなもんやから、いきなりHまでいったらダメだとのこと(笑)
大上さんは「今時、キスまでいったらそんなんすぐやわ!」とかリアルなことを言いすぎて
松口さんに「こんな良い時に!お前!」と怒られていた(笑)

そんなこんなで本当のエンディング。
「また一緒に大きな夢を見ましょう!」とお約束(いつから?激情から?笑)の「1・2・3・4・5・ロック!」で終了。
そして、今日はなにやら色んな芸人さんも見に来ていたらしく「見に来てる芸人もちゃんとやれよ!」と言ってました(笑)